【おくりびと】
納棺師のお話。
基本的に良い話なんだけど主人公の妻の「汚らわしい」友人の「変な仕事してると噂になっている」という台詞が最後まで引っ掛かったまま終わりました。
納棺師の仕事が素晴らしいことは映画の前半で分かりきっていることなのにわざわざ後半から間接的に伝える必要はこの映画にはいらない気がします。
そこだけ無ければ良かったんだけどね。
【キングコング(1933)】
全てのキングコングシリーズの原点です。
最も素晴らしいモンスターアドベンチャー作品の一つだと思っています。
良い映画というのは時間が経ち、映像が古くなっても色褪せません。この映画はまさにそれを証明してくれています。
映像自体はモノクロでコングはストップモーションで動くのですが、充分怖いです。やっぱり怪獣は恐怖の塊でないとね。
他のキングコング作品も見てみたくなりました。
【ベンジャミンバトン】
老人で生まれ、年を取るにつれて若返っていく物語。
映画のラストが切なかったです。他の映画にはないこの映画ならではのラストだと思います。
問題はストーリーが面白くないです。
「老人で生まれ、年を取るにつれて若返っていく」←この案は良いのにそれを完全に生かしきれていない気がしました。
良い素材を使っているのに味付けに失敗した料理ような映画です。
