【THE FIRST SLAM DUNK】
週刊少年ジャンプで1990年から1996年に連載され高い人気を誇る井上雄彦の『SLAM DUNK』を基にオリジナル映画化。バスケットボールに熱狂する高校生たちの青春を描く。監督・脚本を原作者の井上雄彦が務める。
3Dアニメーションになっていて動きが非常に滑らか。アニメとは思えないぐらい本当に人間が動いているようだった。
その代わり表情は生きている感じがしない。
だから声も喋ってる感じがしなくて違和感。
主役は花道ではなくリョータ。内容は◯◯戦。
試合とリョータの回想が10分おきに入れ替わるような作りなので試合の盛り上がる所で急に場面が変わったりする。
個人的にはリョータの物語と◯◯戦は別々にするべきだったと思う。これを1つの作品に収めてしまった事で肝心の試合が薄くなった。
漫画では重要なシーンであったり大きくコマを使っていた場所もあっさり流すだけ。
コアなファンであればある程嫌いになる作品だと思う。
主題歌はめっちゃカッコいい。
満足度 3.5/10
【アバター ウェイ・オブ・ウォーター】
地球から離れた神秘的な惑星パンドラで幸せな家庭を築いたジェイクとネイティリ。しかし、彼らは古代の脅威によりパンドラから追放されてしまう。やがて彼らは海の部族に助けてもらおうとするが、そこでも人類の脅威が迫っていた。
上映時間が3時間以上とかなり長めの映画。
でも物語がかなりスピーディーに進んでいくため見終わるととても3時間経ったとは思えなかった。
今作は割と早めに目的がはっきり出てきて、そこから起こる出来事やキャラクターの心理も割と現実的で少し人間ぽいけど理解は出来る内容。
新キャラは前作よりかなり増える。特に子供が多くて途中で誰が誰だか分からなくなる。今作だけで見れば増やしすぎな気もするけどまだ3作続いていく物語なので今後に期待。
映像も安定のクオリティ、音もめっちゃいい。
劣化せず、とはいえ群を抜いた衝撃もなく、横ばいな作品だった。
満足度 5.5/10